フリーランスのプログラマの年収の相場って、いくらなの?
フリーランスのプログラマというと、皆さんどのようなイメージを持っているでしょうか。
人によって様々ですが、いろいろなイメージが浮かんでくるのではないでしょうか。
・自由な働き方ができる
・高いスキルでバリバリと働く
・生活が安定しない
・・・.etc
サラリーマンとして働いていると、フリーランスが実際にどのような職業なのかわからないものです。
特にどのくらい稼げるのかは、これからフリーランスプログラマを目指そうとしている人にとっては知っておきたいところでしょう。
今回はそんなフリーランスの気になる年収について、年収の相場を交えて紹介していきます。
フリーランスの年収の相場について
まずはサラリーマンにとって最も気になる、フリーランスの年収の相場について見ていきましょう。
年代別の年収の相場って、いくらなの?
フリーランスの年代別年収の相場は、それぞれの年代の平均年収を見ることで把握出来ます。
SE HACKが調査した統計結果によると、首都圏のソフトウェア開発系フリーランスの平均年収は以下の通りです。
参考:https://se-hack.com/freelance-engineer-marketprice
フリーランス | サラリーマン | |
---|---|---|
25〜29歳 | 696万円 | 378万円 |
30〜34歳 | 780万円 | 475万円 |
35〜39歳 | 816万円 | 572万円 |
40〜44歳 | 840万円 | 635万円 |
45〜49歳 | 876万円 | 670万円 |
50〜54歳 | 660万円 | 690万円 |
55〜59歳 | 600万円 | 684万円 |
平均年収は、年齢を重ねるごとに挙がっていき、45歳から49歳をピークに減少傾向にあります。
フリーランスはスキルと経験がものをいう世界です。
年齢と共にスキルが上がっていきますが、50歳を過ぎると体力的に若い頃と比べて働けなくなるため、年収が下がってくのでしょう。
サラリーマンとフリーランスと比較して年収って、どうなの?
それではサラリーマンと比較した場合の年収は若い頃は1.5倍〜2倍近くの年収の開きがあります。
しかし50歳を超えると平均年収は逆転します。
これは、仕事量が減っても会社から守ってもらえるサラリーマンと、ダイレクトに収入に反映されるフリーランスで差が出ているのでしょう。
フリーランスの年収の見落としがちな落とし穴とは
上記の通り、フリーランスはサラリーマンと比べて非常に高い年収を得ることができます。
しかし、だからといってフリーランスが必ずしもよいわけではなく、見落としがちな落とし穴が存在します。
サラリーマンにとっては当たり前の制度が、フリーランスにはありません。
例えば雇用保険や厚生年金などの社会保険。
サラリーマンの場合半額を会社が支払っていますが、フリーランスは全額自分で支払う必要があります。
また退職積立金や、有給休暇も存在しないため、ある程度先々のことを見据えて自分で積み立てておく必要があります。
それらを総合すると、フリーランスはサラリーマンよりも3割〜5割増しでちょうど釣り合いが取れるとされています。
フリーランスの場合、それらかかる経費も踏まえて年収を見ていく必要があるのです。
フリーランスで安定して稼ぐためには
フリーランスとして安定して働くためには、スキルと人脈が非常に重要となります。
フリーランスは実力重視の世界。
スキルが高いエンジニアに案件が流れ、低いエンジニアはなかなか安定して稼ぐことができないものです。
また、そのスキルを活かせる人脈も必要です。
フリーランスは自分で仕事を取ってこなければなりません。
いくらスキルがあっても、案件がなければ稼ぐことはできません。
サラリーマン時代にスキルと人脈を得られる人はそのままフリーランスになっても良いですが、エンジニア初心者の場合、なかなかうまくいかないでしょう。
その場合は、スキル習得と案件獲得が同時にできるオンラインスクールの活用をおすすめします。
フリーランスのプログラマの年収の相場のまとめ3>
サラリーマンにとって、フリーランスという職業がどのようなものなのか、実態についてなかなかわからないものです。
気になる年収はサラリーマンよりも高い傾向にあります。
しかし福利厚生や退職積立金など見えない支出や備えが必要となるため、年収を考える場合はそれらトータルで分析しましょう。
安定して稼ぐためにはスキルと人脈が必要となります。
初心者はオンラインスクールなどを活用して、フリーランスプログラマとして活躍しましょう。